犬も歩けば棒に当たる
ヒヤァ~ヒヤァ~のヒロミちゃん
なにせ若い娘の現代版に驚いたのは、ヒロミちゃんである。

困った言葉が宇宙語だった「ヒヤァ~、ヒヤァ~」。

実に困った様子である。

ピンク一式を身にまとい、
しかしながら、【根性】を兼ね備えた娘だった。

こんなにもピンク一色の娘が、
根性を見せるとは。

虫1匹殺せないようなヒロミちゃんは、
酒を飲むと「魚の目玉」をしゃぶっていた。

「コラーゲンが豊富なんですよ」
ピンクでそまった可愛らしい笑顔が印象的だった。

同時に、コイツはただもんじゃねぇとも思った。

見た目で人は裁けない、
見た目で根性までは見抜けない、
自分の力を思い知ることとなる。

こうして今、
ピンクをジョジョに脱出するヒロミちゃんは、
人間としても、一回り大きくなっていく。

あなたが居なければ、今の私は無いでしょう。













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