Blizzard Love
よく見たら・・

結構可愛い顔をしてる。

そんでもって、彼女は俺に好意をもっているはずだ。

で、なければ1日が終わるまで

こんな寒い中で俺のことを待ち続けるなんてそんなことをするわけがない。

こんな真っ青になってまで・・

「何か、お礼させてくれよ。」

そう言うと、彼女はいいえと答えて首を横に振った。

「勘違いだったみたいなんで、結構です。それじゃ。」

と、何かよく意味のわからない言い方をして背を向ける。

勘違い??

あ、小萩のことか?

「ちょ、待ってくれよ。小萩は・・彼女は俺の部下でただの仕事仲間だ。別にそういうんじゃ・・。」



あれ、俺、なんで初対面の、しかも年下の女の子に言い訳なんかして・・
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