覇王と女官の恋~囚われの花嫁~
「8位女官の杏だ。これから美位様の
 補佐をする事になった」

「はい。杏位様」

杏は10位女官の教育を教える補佐を
することになった。

「杏、そなたはたまに教えるだけで
 よい。春位様から頼まれ事をされた
 のだろう」

「はい。少し教えたら出掛けたいの
 ですが、よいですか」

「あぁ、良かろう」

刺繍や字を教えた後、杏は市場へ
出かけた。
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