覇王と女官の恋~囚われの花嫁~
目を覚ますと浩然が横に座っていた。

「大丈夫か?」

「は、はい。大丈夫でございます」

そう返事をして体を見てみると
女官の服装に戻っていた。

「体は10位女官にふかせた。
 昨日は無理やり抱いて悪かった」

「いいえ。私が嘘をついてしまった
 のが悪かったのです」

お互いに謝って、反省したようだ。

「今度は優しく抱く」

「えっ」

浩然は優しく杏を抱きしめた。

「私達の子供はさぞ可愛いだろうな」

(そうだ。昨日中に・・)



『俺の子種を注いでやる』

と言われ、奥に子種を出されたのだ。


顔が赤くなっていくのが分かる。

「頬を赤らめて。全く可愛いな」

浩然は頬に軽くキスをした。

「今後は貴妃堂で暮らしてもらう。
 女官の仕事はやるなら軽くでいい」

「はい。分かりました」

会話を終えて、まず10位教育堂に
行った。


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