好きの重さ
そんな事を思っている時
「今日もお泊まりですか?」
「うわっ!!!」
まだ社内に人が残ってるなんて思ってもいなかったから、何が起こったのかも一瞬分からないほど
驚き、マヌケな声が出た。
「驚いた?夜食買ってきたから一緖に食べようと思って。」
そこには営業のエースNo. 1の小野寺秀太。
「夜食買ってきてくれたのはありがたいけど、いちいち驚かせないでよ。」
小野寺は私より2歳上なのだが、短大卒業の私と四年大学卒業の彼は 同期なのだ。