好きの重さ


「なんで?顔は良かったじゃん。」


小野寺は興味津々だ。


っていうか何であんたが知ってんのよ。


「顔はタイプだったけど、あの子はまだ若かったし 酒の勢いなんかで、

こんなおばさんと付き合うなんて あの子が可哀想よ。」


まぁ居心地のいい居酒屋だったから

そこに行けなくなるのは辛かったけど。



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