強がり少女の片想い

「じゃあ、今から出場種目を決めます!
私達中学3年の種目は、借り物競争、ムカデ競争、綱引き、玉入れ、クラスリレー、この中からそれぞれ5人、一人一つの種目に入ってください。」



種目はすぐに決まった。

私は最後まで余っていた借り物競争をやることになった。



そして、体育祭の目玉として応援団というのがある。
これは毎年各クラスの学級委員長がやることになっている。



つまりは私がやるのだ。




「あ、星野は今日の放課後応援団についての説明があるらしいから木梨先生のところに行ってね。」



「了解です!」



木梨先生は中学1年3組の担任の先生だ。
この人も優也先生より2歳年下とまだ若い人。




でも英語の先生で応援団とかのイメージないけど何で木梨先生なんだろ?
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