強がり少女の片想い
応援団


職員室


「失礼しまーす」


放課後、優也先生に言われた通り木梨先生の所に行くため職員室に来た。



「あ、木梨先生!応援団の説明があるって聞いて来ました!」



「お、そういえば、星野は3年2組の学級委員長だったっけ?」



「そうですよ、どやぁ」



「どやぁ、とか口で言う奴初めてだわ。相変わらずですね、星野さんは」



「お褒めに預かり光栄でございます」



「褒めてませんけど」



このスルースキル高めの人が木梨翔先生。

きなし しょうって読む。


元々はうちの学校の生徒で卒業生らしい。



「そういえば、先生が応援団の指導やるんですか?めっちゃ意外ですね!」



「うん、中学生の応援団の指導は俺がやるんだ。こう見えても、中高野球部だったんだぞ。」




肌も焼けてる訳じゃないし、痩せ型体型なのに元野球部で今は野球部の顧問ていう結構な体育会系みたい。



「あとは、お前若いだろって押し付けられたっていうのもあるけど(笑)」
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