虹色キャンバス
僕は白い壁の部屋を選んでスイッチを押した。

カチャ

部屋の鍵が落ちてきた。


なるほど。


利用したい部屋のボタンを押すと

鍵が出てくる仕組みらしい。


まるで自動販売機みたいだ。


缶ジュースを取り出すように

僕は銀色の鍵を掴み取った。

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