虹色キャンバス
ドアに鍵を挿しノブを引く。

鉄のドアは思ったより厚く、そして重かった。

ゆっくりと開け

僕たちは中に入った。


部屋は8畳ほどの広さで

中央に大きなベッドがあった。


勢いだけでホテルに来てしまった僕は、いざ部屋に入ったとたん何をすればいいのか頭が真っ白になった。


そうだ、とりあえずBGM代わりにテレビでも。


「テ、テレビでもつけるか」

< 125 / 216 >

この作品をシェア

pagetop