虹色キャンバス
「そろそろ溜まったかな」

僕の手をすり抜けて安西が風呂場を見に行った。


「どう?」


「うん。いい感じ。ねぇ、私が先に入るから『いいよ』って言ったら入ってきてね」


「ん?なんで?」


「いいの。女の子には色々あるの」


「ふ~ん」

安西が服を脱いで風呂場に入った。

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