虹色キャンバス
僕は枕もとに置いてあった避妊具を取った。

「付けてくれるの?」

「もちろん。男の義務だろ?」

「ありがとう」

「僕たち、まだ高校生なんだぜ。病気もだけど、妊娠だけは気を付けなきゃな」

「うん」

避妊具を付けた僕は部屋の照明を暗めにして布団の中にもぐりこんだ。


「フフ。くすぐったいよ」


「いいだろ」


「フフ」


そして愛し合った。

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