白のアリア
 そんなわけで、白の国でのアリアの一日が終わった。
 アリアが通されたのは、真新しい客間で
祖国のアリアの部屋より豪華だった。

「まあ、ゆっくり休みなよ。アリア」
「言われなくてもそうするわよ!」

 アリアは部屋に入ると、着替えもせずにベッドに倒れ込んだ。

 神様あんまりです……。

 そう思いながらアリアは深い眠りへと落ちていった。
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