イケメン部 〜桐神時雨 Side〜
其ノ參
午前五時を少し過ぎた頃ーーー
僕は着信音で目を覚ました。
着信主は、佐々木部長。
「…もしもし、桐神です」
「おはよう、時雨くん。…あのさ、ニュース…見てるかな?」
「…ニュースですか?」
「うん」
「すみません僕、部長からの電話で起きた所でまだーーー」
僕は寝起きでなまった身体を起こし、テレビのあるリビングへと向かう。
部長は何か言葉に詰まり、
「……永利くんの事だと思うんだ」
「…はい?」
僕は着信音で目を覚ました。
着信主は、佐々木部長。
「…もしもし、桐神です」
「おはよう、時雨くん。…あのさ、ニュース…見てるかな?」
「…ニュースですか?」
「うん」
「すみません僕、部長からの電話で起きた所でまだーーー」
僕は寝起きでなまった身体を起こし、テレビのあるリビングへと向かう。
部長は何か言葉に詰まり、
「……永利くんの事だと思うんだ」
「…はい?」