イケメン部 〜桐神時雨 Side〜
僕は訳も分からないまま、テレビの電源を付ける。
ニュースにチャンネルを変えてみるとーーー
「………っっっ!!!」
廃工場の様子が映し出されており、アナウンサーの真下には黄色い太い文字で、
『国立鷹坂高等学校2年の男子生徒が誘拐』
と書かれている。
「…部長、西条くんだと思うってまさか……」
僕は少し背筋がゾッとした。
「うん。…たぶんそうだと思うんだ。さっき澪和ちゃんに電話してみたんだけどーーー」
海空さんに電話ーーー
何故か胸がザワつく。
ニュースにチャンネルを変えてみるとーーー
「………っっっ!!!」
廃工場の様子が映し出されており、アナウンサーの真下には黄色い太い文字で、
『国立鷹坂高等学校2年の男子生徒が誘拐』
と書かれている。
「…部長、西条くんだと思うってまさか……」
僕は少し背筋がゾッとした。
「うん。…たぶんそうだと思うんだ。さっき澪和ちゃんに電話してみたんだけどーーー」
海空さんに電話ーーー
何故か胸がザワつく。