イケメン部 〜桐神時雨 Side〜
弍の章
其ノ壱
僕と西条くんは同じクラスだ。
教室に入るが、やはり彼の姿は見当たらない。
黙々と時間だけが過ぎ、気づけば七限全ての授業が終了してしまっていた。
僕は、もしかして、と思いながら保健室へと歩を進める。
彼のことだ、もしかしたら授業が終わった頃に登校している可能性だってあるーーー
ガラガラッ
扉を開けると、そこにはーーー
「西条くん…!!!」
ベッドに寝転ぶ西条くんの姿が見えた。
声に反応して、西条くんが振り返る。
「おぉ、桐神…」
僕は勢いよく保健室を飛び出し、伝統部の部室へと向かう。
教室に入るが、やはり彼の姿は見当たらない。
黙々と時間だけが過ぎ、気づけば七限全ての授業が終了してしまっていた。
僕は、もしかして、と思いながら保健室へと歩を進める。
彼のことだ、もしかしたら授業が終わった頃に登校している可能性だってあるーーー
ガラガラッ
扉を開けると、そこにはーーー
「西条くん…!!!」
ベッドに寝転ぶ西条くんの姿が見えた。
声に反応して、西条くんが振り返る。
「おぉ、桐神…」
僕は勢いよく保健室を飛び出し、伝統部の部室へと向かう。