イケメン部 〜桐神時雨 Side〜
急がなきゃ、急がなきゃ…!!!!




そして…



「部長っ!大変です!!」



僕が息を切らしながら部室へ入ると、部員は皆目を丸くした。



「どーしたの、時雨君~。そんなに慌てちゃってさ」



佐々木部長はのんびりとした調子で訊ねる。


僕は荒い息をきちんと整え、みんなに報告した。



「…さっ、西条君がっ、き、来ました…!」


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