(実話)あたしの花〜大切な宝物〜貴女に逢える日を…。

ママの試練(病気)

その時から、何かが音を立てて少しずつ崩れ落ちて来てたんだと思う。毎日眠れない日々、食欲もなくなり、外にも出たくない。死にたい…。楽になれるだろうか?この時のあたしの耳には、優郁の声聞こえてなかった。神様。あたし達の巡り合わせは何か意味があったのでしょうか?あたしが彼を選んだ理由に深い意味があったのでしょうか?運命って言葉だけなんですか?この先にある楽しい事、楽しみな事、夢見ててもいいんですか?あたしが描く風景の中はカラーで彩られていて、その中に、優郁がいて、彼がいて、あたしがいて、笑っていますか?あたしは信じて見ようとちゃんと歩ける様になったら、全ての物に目を伏せないで真っ直ぐ前を向いて歩こうと思ってます。
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