(実話)あたしの花〜大切な宝物〜貴女に逢える日を…。
京都へ…。
そろそろ寒い季節到来!寒い冬がやって来ます。あたし達は…京都へ引っ越しする事にしました。三人で!スタートラインに並んで、新しい生活を夢見て、京都へ行きました。12月26日!初めて行く街。電車乗り継いで京都へやって来ました。今度こそは幸せになろうと。3人の約束をじゅんは覚えてますか?お酒辞める事。仕事に就く事。2つの約束。絶対に世界一幸せになるって。決めたよね。でも…。貴方は変わらなかった。行動すらしなかったね。何処へ行っても、気持ちだけは捨てられなかったんだね。そのまま持って来てしまったんだね。あたし達は、新しい生活を夢見て、この街へ来たのに。貴方は違ったんだね。また酒!開けても暮れても酒、酒、酒…。何も変わる事はなかった。やっぱり別れよう。この人は、あたしじゃダメなんだ、あたしじゃこの人が壊れてゆく。あたしじゃどうにも出来ない。体壊れて行くだけだ。あたしの母親と一緒だ。お酒に狂ってしまってる。依存症…?「アルコール依存症…」医学書を見た、全部あてはまる。死んだら終わる…。母親と同じ様に亡くなってしまう。彼に話した。話し聞こうともしない。だけどたかが酒で命落として欲しくない。苦しんで、苦しんで、苦しむだけ苦しんで、死んで行く。どうにかしてでも、辞めさせなきゃ行けない。それでも、あたしには、お酒を止めさせるだけの力はなかったんだ。無理な事だったんです。この世の中にお酒がある以上止めさせる術がない。酒の量も増えて行く一方。この街へ来る時の約束は…?彼の中では消えてしまってたんだね。貴方は馬鹿ダョ。体ボロボロにして、生きたいと思わなかった?3人の生活描かなかった?あたしはいつも描いてた。貴方が居て優郁が居てあたし。その中の誰が欠けても駄目なんだから。あたしは3人の幸せが欲しかった。ずっとそれだけを求め続けてた。そんな日が来る事を…。