記憶を失くした総長
成「…!

玲の責任じゃないよ。
まさか身内にスパイがいたとは、

俺たちの管理不足だなあ。」

大「…ここは慎重に。」

思い立った作戦は1つ。

『…桜哉。お前らと生き残りで50人を殺れ。____30人は俺がやる。』

__無茶だと言うものはいなかった。
それはさっきまでの私を見ていたからだろう。

桜「…あぁ、すぐ行く。」

そういい、桜哉は友哉の方に体を向ける。
他の3人、雷華の下っ端も同じように。

友「…自分を犠牲に…か?…面白い。殺る前に名前でも聞いといてやるよ。」

もう二度と会わないのに、と思った。
…本名は面白くない、だといって通り名もない。
考えた結果、くだらないものが出てきた。

『…【amnesia】』

その場にいるものは意味がわからないと首を傾げる。
逆に意味がわかったら博識だと思う。

友「…は?ま、まあ、初めから覚えるつもりはねぇ!___殺れっ!」



友哉による2度目の合図によって、闘いが再開する。

私はポケットのスマホを操作し、ある相手に電話をかけた。

麗華sideend
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