記憶を失くした総長
紅希side

紅「…悪い。止められなかった。」
蒼「…わかりきってる事だよ。病院には必ず連れていくけどね。」

その時、

航「…あ。電話切れた。」

麗華は繋がっていること自体、気づいていないようだからバッテリー切れだろう。

___ここから先の詳しい状況は俺達には分からない。

蒼「…大丈夫か「大丈夫だな。」

蒼真の心配を他所に、まるで自分のことかのようにえばりながら大輝は笑顔を見せる。

大「だって、麗華なんだから。」

根拠すらない、小学生みたいなその言葉には、何処か強く納得出来る所があったんだ。

紅希sideend
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