記憶を失くした総長
瑞「そっか、華ちゃんが…。

新しい姫をみんなに紹介しないとだから早く元気になってもらわないとね!
玲くんは妹思いだなぁ!」

ふぅん、華ちゃんの具合が悪いんだ。

しかし、玲くんには迷惑をかけてしまったなと思う。
玲くんに出された私を守るという命令を勝手な判断で変えてしまったことを謝りたかったのになぁ。

成「…あっ、今日はみんな姫と一緒にいるからね?」
瑞「それはダメだよ!行ってきて??そんな簡単に学校を休んじゃダメ!」

昨日のことはもう聞かない、うん。
絶対休んでるもん。

雅「…分かりましたよ。学校は行きますね。瑞希、後でマネージャーが来るそうです。」

来週の仕事のことかな?
日曜に退院だから月曜の仕事には支障はないはずだけど。

瑞「分かった!今日はマネージャーさんと仲良くしてます!…あ、お願いなんだけど。」

うちではなくなってしまったこと。

瑞「ご飯、一緒に食べられるかな……?

1人じゃ寂しいし、みんなと食べたいよ。」

そう言うと雅が大和に一声かけたと思ったら2人で病室を出ていく。
しばらくして戻ってきたと思ったら

雅「…オッケーがでました!」

そこには満面の笑みの雅がいた。
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