記憶を失くした総長
再び、出会えたのは
麗華side
目が覚めた私はいつもの行動をする。
まず、ベッドの横に備えてある冷蔵庫からレモンティーを取り出し、棚の上に置いてあるコップに注いだ。
そして手探りで棚の上に置かれた薬を発見し、口に含んだ後レモンティーで一気に流し込む。
『……ぷはぁ、』
全て飲み込んだら出してあったレモンティーを冷蔵庫にしまう。
『__ふぅ、幸せ。』
そう一息ついた時、
紗「__器用な事で。おはよう麗華、もう昼過ぎだ。」
紗音さんはどうやら私の起きる前から病室にいたようだ。
__検診するぞ。
近づいてきた紗音さんに私は身体を任せた。
紗「__今日は安定してるようだから、久しぶりに遊んでこい。みんな会いたがっていたぞ。」
みんな、とはこの階で過ごす入院患者で入院していた頃にたくさん話したから今ではもう友達だ。
『そっか、じゃあ早く行かないとね。』
__みんな元気なうちに。
その言葉を口にすることはなく。
紗音さんに頼んで車椅子に移動させて貰うと談話スペースに連れていってもらった。
目が覚めた私はいつもの行動をする。
まず、ベッドの横に備えてある冷蔵庫からレモンティーを取り出し、棚の上に置いてあるコップに注いだ。
そして手探りで棚の上に置かれた薬を発見し、口に含んだ後レモンティーで一気に流し込む。
『……ぷはぁ、』
全て飲み込んだら出してあったレモンティーを冷蔵庫にしまう。
『__ふぅ、幸せ。』
そう一息ついた時、
紗「__器用な事で。おはよう麗華、もう昼過ぎだ。」
紗音さんはどうやら私の起きる前から病室にいたようだ。
__検診するぞ。
近づいてきた紗音さんに私は身体を任せた。
紗「__今日は安定してるようだから、久しぶりに遊んでこい。みんな会いたがっていたぞ。」
みんな、とはこの階で過ごす入院患者で入院していた頃にたくさん話したから今ではもう友達だ。
『そっか、じゃあ早く行かないとね。』
__みんな元気なうちに。
その言葉を口にすることはなく。
紗音さんに頼んで車椅子に移動させて貰うと談話スペースに連れていってもらった。