記憶を失くした総長
第二章
新生活スタート?
麗華side
小鳥のさえずりと共に目が覚めた。
っと、皆さん初めまして、如月麗華です。
実は私、2ヶ月前に何故か記憶喪失になってしまって家族のことしか覚えていないんです。
友人関係もまっさら。
それでも疑うことなく、前の自分を確信できるのはずっと支えてくれた家族のおかげ。
そして、遂に今日から2年生なんだけど休学中だった高校に行くことに。
なんか転入ってことになってるんだけどね?
机にまとめておいた学校の持ち物をカバンに入れた時、机に飾ってある1枚の写真に目がいく。
4人で肩を組んでいて、真ん中には笑う私。
『……かっこいい私か…。』
なにか思い出せそうでその場で色々考えていると隣の置時計に視線がいく。
『…ヤバッ!7時半だ!』
カバンを手に取り、部屋を飛び出した私はすぐにリビングに向かった。
・
・
・
リビングに向かうといっても家は広い。
ちょっとお話しをしよう。
今日から行く学校は【蒼高校】ってところで一言で説明すると、
『頭の悪い不良校』
かな。
でも、各学年に1つ『特別』なクラスがあるっていうね。
まぁ私立の不良校にも頭がいい人はいるだろうし、そういう感じかな?たぶん。
「麗華お嬢様、走ったら危ないですよ!」
『はーい。
みんなおはようー!』
っともう着いちゃうからあとはお楽しみにしててね。
小鳥のさえずりと共に目が覚めた。
っと、皆さん初めまして、如月麗華です。
実は私、2ヶ月前に何故か記憶喪失になってしまって家族のことしか覚えていないんです。
友人関係もまっさら。
それでも疑うことなく、前の自分を確信できるのはずっと支えてくれた家族のおかげ。
そして、遂に今日から2年生なんだけど休学中だった高校に行くことに。
なんか転入ってことになってるんだけどね?
机にまとめておいた学校の持ち物をカバンに入れた時、机に飾ってある1枚の写真に目がいく。
4人で肩を組んでいて、真ん中には笑う私。
『……かっこいい私か…。』
なにか思い出せそうでその場で色々考えていると隣の置時計に視線がいく。
『…ヤバッ!7時半だ!』
カバンを手に取り、部屋を飛び出した私はすぐにリビングに向かった。
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リビングに向かうといっても家は広い。
ちょっとお話しをしよう。
今日から行く学校は【蒼高校】ってところで一言で説明すると、
『頭の悪い不良校』
かな。
でも、各学年に1つ『特別』なクラスがあるっていうね。
まぁ私立の不良校にも頭がいい人はいるだろうし、そういう感じかな?たぶん。
「麗華お嬢様、走ったら危ないですよ!」
『はーい。
みんなおはようー!』
っともう着いちゃうからあとはお楽しみにしててね。