記憶を失くした総長
第四章
一学期中間考査です
麗華side
拓「それでは、はじめ!」
__今日から3日間、1学期中間考査である。
……暇だ。
席は出席番号順なので目の前が瑞希ちゃん、右隣が大和、この列の1番後ろが桜哉だ。
あ、成輝は言われずもがな出席番号はラストの訳だが。
・
・
・
瑞「ここ、どうやったぁ?」
『ここはこの公式を利用して、したら解けるし、瑞希ちゃんのやり方だったらここで式変形して、。』
瑞「…わかったぁ!ありがとっ__玲くん!」
いいえー、と返し時計を見ると次の科目まであと4分。
そして今日はすごい眠いので、それに追い討ちをかけるようにレモンティーとともに薬を飲み込んだ。
次の時間、開始20分で寝たことは言うまでもない。
___起きて、蒼海さん。
『…んっ?』
先「あらあら、涎を垂らして。」
そう言った数学教師(テスト監督)は自分のハンカチで私の涎を拭った。
『…すみません。ハンカチ、洗って返します。』
ハンカチを奪いとりズボンのポケットに入れる。
ちょうどその頃拓くんが教室に入って来たので入れ替わるようにその先生は出て行った。
拓「それでは、はじめ!」
__今日から3日間、1学期中間考査である。
……暇だ。
席は出席番号順なので目の前が瑞希ちゃん、右隣が大和、この列の1番後ろが桜哉だ。
あ、成輝は言われずもがな出席番号はラストの訳だが。
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瑞「ここ、どうやったぁ?」
『ここはこの公式を利用して、したら解けるし、瑞希ちゃんのやり方だったらここで式変形して、。』
瑞「…わかったぁ!ありがとっ__玲くん!」
いいえー、と返し時計を見ると次の科目まであと4分。
そして今日はすごい眠いので、それに追い討ちをかけるようにレモンティーとともに薬を飲み込んだ。
次の時間、開始20分で寝たことは言うまでもない。
___起きて、蒼海さん。
『…んっ?』
先「あらあら、涎を垂らして。」
そう言った数学教師(テスト監督)は自分のハンカチで私の涎を拭った。
『…すみません。ハンカチ、洗って返します。』
ハンカチを奪いとりズボンのポケットに入れる。
ちょうどその頃拓くんが教室に入って来たので入れ替わるようにその先生は出て行った。