記憶を失くした総長
『よろしくー。』

「…あぁ。」
「よろしくね。」

前と横の席の子はうるさくなさそうで良かった。

拓「それはちこk「遅れました!すみません!!!」
拓「チッ!早く座れ!」

…みんな??
何その

「言葉遮っといてなんで怒らないの拓先」

って言う目は。
遅れてきた人達や、クラスのみんなが目を丸くしていた。
遅刻してきた人達を見てると真ん中は女の子でその子と目があった。

瑞「んー?あー!さっきの子だぁー!」

え、まさか、飛び越えてたの見られてた感じ?
走ってきてブンブンと握手してくれるのは嬉しいんだけど…。
流石に…ね、拓くんキレそう。

拓「早く座れって言ってんだろ!」

すると、猛ダッシュでみんな席についた。
この人達、あとの空席の人ね。

…それより拓くんって怖いのかな??

ま、感じ方は人それぞれか。

拓「……1時間目は校庭で50メートル走やるぞ。15分後校庭集合だ。以上解散!」

そう言うとピリピリしながら拓くんは教室を出ていった。
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