記憶を失くした総長
強めに頬を叩き、気合を入れて拓くんの元へ。

拓「玲は…そうだな、一人で走ってくれ。」
『わかった。』

隣では自信満々の桜哉が笑っている。

『タイムで競えばいいよな?』
桜「いや、俺も走る。」

同時に?

拓「いいだろう。玲、…本気な。」

本気って言ったの拓くん。
自分でもわからない本気を出してみようじゃないか。

『1回走ったからって言うのなしな。』
< 39 / 192 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop