記憶を失くした総長
大「…ここらへん?」

そう言いながら少しずつ手を移動したからくすぐったい…。

『…ん。そこらへん…。』

すると、大和がゆっくりとふくらはぎをマッサージし始めた。

『…お、上手い。』
大「俺…救護班だから。…前に…教わった、って言うのと、いつもしてた。」

誰にだろう…。

『…凄いんだな。もう大丈夫。
大和、ありがとう。じゃあ、大和もシャワー浴びに行こう。風邪ひくからな。』

そう言ってシャワーを浴びに来たのだが、

大「…じゃあ俺隣で浴びるから。」

ここって、

シャワー浴びるところ=脱ぐ のでは?

大和はジムに行く用の服を持ってきてるみたいだから大丈夫だけど、問題はそこじゃない。
大和は服を向こうに置いてあり、私は万一に備え、シャワールームに持って来ておいたから良かったものの…。

そう考えているうちに、隣からシャワーの音が。
腹を括るしかない…か。
そう思い、私もシャワーを浴び始めた。

麗華sideend
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