記憶を失くした総長



桜「はぁ!?」
薬を…無くした!?

桜「それってかなり…」
「「「…やばいな。」」」

俺達が持っていないということは誰かが持っていったということになる…。

華「大丈夫、大したことないし?」
大「…顔、真っ赤。」
華「…授業出たいから、見逃して?」
「「「無理。」」」

…全員が黙り込む。
沈黙を破ったのは着信音。

華「…出ていいよ?」
「いや…俺じゃないけど。」
成「…違うよ?」
大「…このパターン。」

そういえば…あいつの好きな曲と同じ。



華「…ごめん私だった。出ていい?」

やっぱりかよ。
桜「ああ。」

この拍子抜けする感じ、体が覚えていた。

桜哉sideend
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