記憶を失くした総長
麗華side
沈黙を破るように着信音が響いた。
私と同じ曲だ、センスいいね。
『…出ていいよ?』
でも、みんな違うって言う。
大「…このパターン。」
・
・
・
『…ごめん私だった。出ていい?』
許可を貰い、電話を見ると
『山田さん?もしもし?』
山「お嬢!薬の調合はお昼頃には終了するそうで、後ほど学校に持っていきます…と言いたい所なのですが用事が出来てしまい……」
『いいよいいよ!放課後でも大丈b』
「「「「じゃない!(じゃありません!)」」」」
へ?
シンクロされても…。
山「あと、今日の昼休み中『Sterben』の弟分の弟分である『DaTuRa』が蒼高校の雷華を襲う情報が入っており…。」
『Sterben』
それは如月組とは違う、闇マフィアだ。
山「どこかでお嬢が転入したことが流れたようで…如月とはバレてはいませんが…羅月組の組長の妹が雷華の姫になった、と。」
昨日作った羅月組に目をつけたか。
でも、この話を知っているのは雷華達だけのはず。
…もしかして薬を盗んだ犯人が雷華の中にいる?
『…報告ありがとう。こっちで対策練るよ。今日のことは大丈夫。裏の探りは頼むね。』
山「了解です。申し訳ありません…。私が行けたら…。」
山田さんに謝りすぎだよと伝え私は電話を切った。
沈黙を破るように着信音が響いた。
私と同じ曲だ、センスいいね。
『…出ていいよ?』
でも、みんな違うって言う。
大「…このパターン。」
・
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・
『…ごめん私だった。出ていい?』
許可を貰い、電話を見ると
『山田さん?もしもし?』
山「お嬢!薬の調合はお昼頃には終了するそうで、後ほど学校に持っていきます…と言いたい所なのですが用事が出来てしまい……」
『いいよいいよ!放課後でも大丈b』
「「「「じゃない!(じゃありません!)」」」」
へ?
シンクロされても…。
山「あと、今日の昼休み中『Sterben』の弟分の弟分である『DaTuRa』が蒼高校の雷華を襲う情報が入っており…。」
『Sterben』
それは如月組とは違う、闇マフィアだ。
山「どこかでお嬢が転入したことが流れたようで…如月とはバレてはいませんが…羅月組の組長の妹が雷華の姫になった、と。」
昨日作った羅月組に目をつけたか。
でも、この話を知っているのは雷華達だけのはず。
…もしかして薬を盗んだ犯人が雷華の中にいる?
『…報告ありがとう。こっちで対策練るよ。今日のことは大丈夫。裏の探りは頼むね。』
山「了解です。申し訳ありません…。私が行けたら…。」
山田さんに謝りすぎだよと伝え私は電話を切った。