記憶を失くした総長
麗華side

保健室につき、熱を測ったところ
大「…38.5。」

嘘…。
早く薬を飲まないと入院させられちゃうよ。
大和は病院に行けって言うけど、今の状況で原因の私が抜けるわけにもいかない。
大和は困った顔で私のおでこに触れた。

『…気持ちいいね。』
「…だろ?」

霞む視界の中、見えたのは泣きそうな顔で笑う大和だった。

闘争まで

___あと2時間30分。

麗華sideend
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