世界は綺麗だった。
チュッ
次第に深くなっていく口づけ。
何が起きたのか理解するのがやっとだった。
『んっ、ふぅ、ぁ』
先生の口づけに翻弄されてしまう。
なんとか、先生の胸板を叩くがびくともしない。
『せんっ、せっ、はぁ』
「千景」
千景と呼べということなのか。
『ちっ、かげっ、さんっやめっ、て』
キスだけなのにクラクラして
快楽に呑まれてしまいそうだ。
そして、優しいけど噛みつきそうな強引なキス。
突然、服の中に手が入ってきた。
『ちかっ、げさ、んっやっ、』
再び、胸板を叩くが止める気配はない。
手際よく下着を脱がしていく。