陰陽学園 其の壱


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寮までの道はお喋りをして楽しかった


敬語なしで呼び捨てになったの!


これからもっと仲良くなりたいな












「「「「『…………』」」」」




そして、特別寮の前に着いたあたしたちはあまりにも大きい寮を見て固まっていた


ここに10人ほど住めるんじゃない?!


陰陽師の学園だから和風かなと思ってたけど案外普通




『と、とりあえず入らない?』


「そ、そうだね!」


「俺、こんなでかい家初めて見るよ?!」




戸惑っているあたし達とは反対にとても冷静な優斗


優斗は自分の家が大きいからあまり何も感じないのかも

















あたしは家なんてあってなかったようなものだから













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