陰陽学園 其の壱
『よし、できた!』
今日は初めてみんなで食べるから張り切っちゃった
みんなの口に会えばいいんだけど…
『できたよー!』
「「「おー!」」」
紗夢は料理をどんどん机に並べていく
「やばい、めっちゃいい匂いする!」
あれ、疾風のお尻に尻尾が見える…
疾風が尻尾を振ってる気がした
『これで全部だよ』
紗夢が作った料理はとても美味しそう
「紗夢、料理うまいのね…」
「いや、見た目だけって事もあるかもな」
『ちょっと、優斗!』
あたし的には頑張ったんだし、きっと美味しいはず…
『「「「いただきます」」」』
ーパクっ
………
『み、みんな…不味かった?』
「うめぇーーーーー!」
「紗夢って料理凄く上手いのね…」
「お、美味しすぎる…」