陰陽学園 其の壱
『うわぁ…おっきい!』
中はすごく綺麗で大きい
いろんな種類の温泉があってとっても楽しそう!
「紗夢、走っちゃダメよ」
ニヤっと笑いながら実乃梨がからかう
『走らないもん!』
あたしはそんなお子様じゃありませーん
あたし達は先に身体を洗うことにした
その時
ドンッ
大きな爆発音がした
「な、なに?」
『分からないけど、とにかく一旦出よう』
急いで着替えて優斗と疾風を探した
「紗夢!実乃梨!」
『優斗!疾風!』
優斗が疾風と走ってきた
「大丈夫か?」
『私たちは大丈夫』
「ねぇ、それより何が起きているの?」
「それがわからねぇんだ、どこかも…」