陰陽学園 其の壱




ドンッ




『また?!』


「とりあえず、どこかを調べましょ」


「俺に任せろっ!」




疾風は目をつぶって術を唱える


人間の言葉じゃない…?


これは半妖ならではの言葉…


疾風が唱えた術は半妖の中でも強い力を持つ者しか使えないような高度な術だった



さすが…





「分かった!場所はこの旅館から少し離れた湖だ!」



「行こう」





優斗の一言であたし達4人はその湖へ向かった




外に出ると雨も風も止んでいて静かな夜だった





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