陰陽学園 其の壱

優斗を先頭に森の中を走る



その間あたしは考え事をしていた



そういえば、あんなに大きな爆発音がしたなら先生やほかの生徒達も混乱するように思う


なのにあたし達しかいなかったような…


あたし達しか気づいてない?


なら、どうして…



はっ!





『ちょっと待って!これは罠かもしれな…』





ドォンッ





一足遅かった


あたしが言おうとした時、もう湖は目と鼻の先


そして、爆発音がしたと思うと湖の中から大きな白い蛇が出てきた




あれは?!




『白水蛇っ!』


「ちっ、厄介だな」




実乃梨と疾風は見たことがないようで驚いている






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