陰陽学園 其の壱
背中の傷跡
旅館に戻ってきたあたし達は先生に怒られちゃいました
先生達の部屋に一時間正座
「全く、こんな時間にどこへ行っていたんですか?!いくら君達でもまだ学生なんですよ?!少なくとも僕だったら考えられません!いつ何が起こるかわからないって事をちゃんと自覚しないといけませんよ!」
誰だ顔わかりでしょうか?
そうです、担任です
『「「「すみません…」」」』
「もういいです、しっかり反省しなさい」
『「「「はい…」」」』
「あぁ!もう!あの人話長すぎない?!」
「長すぎて足がぺちゃんこにところだったよ!」
実乃梨と疾風はすごくイライラしている
『ま、まあしょうがないよ』
「お前全く反省してないな」
「紗夢と優斗が大人すぎるの!」
「あいつ、俺の足使い物にならなくするつもりだったんだ!」
疾風に至っては足のことばかり
『あたしお風呂入ってくるね!』
いてもたってもいられなくてあたしは一人お風呂に向かった
『はぁ…』
わからないことが多すぎる
あの白水蛇は何だったんだろう
そして、あたし達だけが反応した
先生やほかの生徒はあの爆発音も知らなかった
『んんん…考えてもわかんないや』