陰陽学園 其の壱
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次の日、あたし達はやっと宿泊学習らしいことをした
午前中はずっと札作りやまじないに使う道具を作ったり…
午後からは陰陽師としての正装をして、儀式の勉強
みんなはやった事がないけど、あたしや優斗は経験したことのある儀式だった
儀式にも色んなものがあって、お祓いを中心に勉強した
そして、帰りのバスの中
『はぁ、疲れた…』
「俺はほとんど何にもしてないけどな!」
あたし 実乃梨
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優斗 疾風
「あ、そっか半妖だものね」
疾風は半妖なのであたし達とは違うことをしていたみたい
『儀式って色んな決まり事があるからね…』
「私達にはまだ早いわよ」
「俺はもうしてるけどな」
実乃梨の言葉にドヤ顔で返す優斗
「何だ、そのドヤ顔…」
『ははは…』
ドヤァと効果音でも付きそう