〈BL〉Amante segreto
その後の僕達
静棋さんと再会して一ヶ月。
大学が夏休みなこともあり
珀斗くんもマンションに遊びに来る
頻度が多くなっていた。
僕達の関係を認めてくている。
そして、今日は母親が
泊まり掛けで
出かけているということで
三人で夕飯を食べることになった。
「二人とも、何で
そんなに手際いいのさ?」
ソファーに座ったまま
僕達の作業を見ていた
珀斗くんが呟いた。
『慣れだよ』
笑って僕が答えた。
料理は慣れ。
僕はゲイなのもあるけど
昔から共働きで両親は
帰ってくるのが遅かったから
自分で料理するようになった。
『興味があるなら
珀斗くんも一緒にやる?』
誘ってみたけど
「やめとく。
僕、不器用だから
そういうの苦手なんだ」
と苦笑された。
『珀斗が不器用なのは
小さい頃からだからな』
父親の静棋さんが
言うなら本当にそうなんだろう。
『そっか、じゃぁ
もう少し待っててね』
珀斗くんが頷いたのを合図に
二人で夕飯作りを再開した。
年が近いということもあり
珀斗くんとは直ぐ仲良くなった。
共通の話題は静棋さんのことしか
ないんだけどね(笑)
「夏休み明けても
たまにご飯食べに来ていい?」
テーブルに料理を並べていると
珀斗くんが僕に訊いて来た。
父親の静棋さんじゃなくて
僕に聞くんだ?(笑)
『勿論*♬೨
何時でもおいで』
「ありがとう」
珀斗くんは嬉しそうだ。
『でも、週末は
ちゃんと家族三人で
ご飯食べるんだよ』
二年前、一度
此処を出て行った時は
こうなるとは
思いもしなかった(苦笑)
『わかった』
答えたのは静棋さんだった。
話を中断して
夕飯を食べた。
大学が夏休みなこともあり
珀斗くんもマンションに遊びに来る
頻度が多くなっていた。
僕達の関係を認めてくている。
そして、今日は母親が
泊まり掛けで
出かけているということで
三人で夕飯を食べることになった。
「二人とも、何で
そんなに手際いいのさ?」
ソファーに座ったまま
僕達の作業を見ていた
珀斗くんが呟いた。
『慣れだよ』
笑って僕が答えた。
料理は慣れ。
僕はゲイなのもあるけど
昔から共働きで両親は
帰ってくるのが遅かったから
自分で料理するようになった。
『興味があるなら
珀斗くんも一緒にやる?』
誘ってみたけど
「やめとく。
僕、不器用だから
そういうの苦手なんだ」
と苦笑された。
『珀斗が不器用なのは
小さい頃からだからな』
父親の静棋さんが
言うなら本当にそうなんだろう。
『そっか、じゃぁ
もう少し待っててね』
珀斗くんが頷いたのを合図に
二人で夕飯作りを再開した。
年が近いということもあり
珀斗くんとは直ぐ仲良くなった。
共通の話題は静棋さんのことしか
ないんだけどね(笑)
「夏休み明けても
たまにご飯食べに来ていい?」
テーブルに料理を並べていると
珀斗くんが僕に訊いて来た。
父親の静棋さんじゃなくて
僕に聞くんだ?(笑)
『勿論*♬೨
何時でもおいで』
「ありがとう」
珀斗くんは嬉しそうだ。
『でも、週末は
ちゃんと家族三人で
ご飯食べるんだよ』
二年前、一度
此処を出て行った時は
こうなるとは
思いもしなかった(苦笑)
『わかった』
答えたのは静棋さんだった。
話を中断して
夕飯を食べた。