Miss you・・・
「シェードを閉めてもらえませんか」と私が頼むと、秀吉さんは私からおりて、部屋のシェードを閉めてくれた。

おかげで部屋がどうにか暗くなって、私は少しだけホッとした。
午前中からこんなことをするのも初めてだというのに、さっきからすごく冒涜的なことばかりしてる気がする。

と思ったのもつかの間、秀吉さんは着ていたシャツを脱ぐと、すぐにまた、私の上にのしかかってきた。

「寒いのか。体震えてるし、手足が冷たい」
「は、はい・・・」

だから布団の中にもぐりこみたいと私は言いたかったのに、「心配すんな。すぐあったかくなる」と秀吉さんは言うと、私の唇にキスをした。
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