Miss you・・・
秀吉さんに脚を絡ませたのは寒いからなのか、そして私の両手を秀吉さんの大きな背中に這わせているのは感じているからなのか。
単純に無意識にしたことなのか。
分からないけど、理由はどうでもよかった。

不意に秀吉さんはキスを止めると、「ホントおまえって冷え性だよな」と面白がる口調で言いながら、自分の唇を、私の唇から首筋、鎖骨と下へ移動し始めた。

「でもその冷たさが、俺の火照った体にはちょうどいい・・・そのうちおまえの体も熱くなる」と秀吉さんは唇と舌で私の体に触れながら言った。
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