Miss you・・・
「あぁん!」

ついに声が出てしまった。
「もっと」とはしたなく求める声。
いい年して盛っているのは、私のほうかもしれない・・・。

「ひでよしさん・・・?」
「そろそろイきそうか?そんな顔してるぞ」
「そんなの、分からない・・・」

だって一度も・・・イったことがないのに。
どうやったら「イく」ことになるのか、私には分からない!
と思ったそのとき、またさっきの熱がうねり始めた。

「あっ、まゆみ・・・やばいって。そんなに締めんな・・・」

ダメ。もっと早く。奥にある熱を拡散させるまで突いてほしい。
私はねだるように腰を動かしていた。
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