Miss you・・・

以来聡史さんは、浮気を堂々とするようになった。
聡史さんが私を抱こうともしなかった時点で、すでに浮気を始めていたのだと思う。
たまに家に帰ってきたと思ったら、着替えを取りに来た、汚れ物は洗っておけと言って、私にめがけて投げつけることもしばしばだった。

ブスでデブなおまえなんかのどこに惹かれたんだろうとか、おまえに魅力のかけらもないと散々言われた。
こうして聡史さんは、自分が浮気をするのは私のせいだという思いを、私の頭の中に植えつけることに成功した。
聡史さんの言葉の暴力に洗脳された私は、すっかりそれを信じ込んでしまった。