Miss you・・・
家に帰ると、蘇我さんは料理、私は洗濯物の片づけ、そして明はバスタブの掃除をし始めた。

こういうの、共同生活をしている人たちもするんだろうけど、私たちの場合・・・家族みたいに見える。
すごくなじんでて、息が合ってて・・・。
もうずっと前からこうしているみたい。

だから余計に一歩踏み込むことをためらってしまう。
別れる時が来たら、私も明も立ち直れなくなりそうで、それが・・・怖いから。
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