15歳、今この瞬間を
「なんだそれ」
「ふふふ」
みんなが笑い、あたしの部屋が少し明るくなった気がした。
「……」
でも、ひとり冷めたあたしは、3人の輪の中には入っていかなかった。
お母さんが部屋から出て行き、あたしたちはおやつを前に、既に休憩モードに入ろうとしていた。
そもそもあたしは、勉強などする気がないのだから。
「あ〜生き返る!なっ、リョウ」
「……」
「食べたら続きやるぞ、2人とも」
「へいへい」
てかこの2人が歓迎されてる意味がわからない……勝手に来て、あたしの部屋にまで上がり込んで。
それに、勉強を教えて欲しいだなんて頼んだ覚えもないし。
「…勝手に家に来ないでほしいんだけど」
それでも、2人が善意で来てくれているのだと思ったら、言うべきか少し迷ったけど、こういう事はきちんとしておかなければ、という気持ちの方が強かった。
「ふふふ」
みんなが笑い、あたしの部屋が少し明るくなった気がした。
「……」
でも、ひとり冷めたあたしは、3人の輪の中には入っていかなかった。
お母さんが部屋から出て行き、あたしたちはおやつを前に、既に休憩モードに入ろうとしていた。
そもそもあたしは、勉強などする気がないのだから。
「あ〜生き返る!なっ、リョウ」
「……」
「食べたら続きやるぞ、2人とも」
「へいへい」
てかこの2人が歓迎されてる意味がわからない……勝手に来て、あたしの部屋にまで上がり込んで。
それに、勉強を教えて欲しいだなんて頼んだ覚えもないし。
「…勝手に家に来ないでほしいんだけど」
それでも、2人が善意で来てくれているのだと思ったら、言うべきか少し迷ったけど、こういう事はきちんとしておかなければ、という気持ちの方が強かった。