恋の甲子園
出会いを!
入学して初めての練習
周りの1年の顔が死んでるのに
俺の顔は輝いてた
だって、翔がいいこと教えてくれるって言うんだから顔も輝くぜ
「「「あーーーっした!!!」」」
「翔!翔!翔!いいことって?!」
練習が終わるとすぐに翔のところへ駆け寄った
「落ち着けよ
別に大したことじゃねーよ
お前、スイッターしてるだろ?
なんとなくピンときた子にメッセージ送ればいいんじゃね?」
「ほんまや!!!
翔、ありがとな!!!」
中学の頃からスイッターをしてる俺はばっちり使いこなせる!
近場じゃみんな知ってるし、、、
そう思った俺は県内の野球ファン、野球関係者、野球部ならほとんどの人がフォローしてる人のフォロワーを眺めた
1人の女の子の名前が何故か目に留まった
ー亜耶ー
名前も知らないし
中学校も校区が違う
高校だって関わりあるはずないくらいの進学校
共通の友達もいない
でも、何故かその名前は頭から離れなかった
非公開アカウントになっていた彼女をフォローするかどうするか
迷った俺は
フォロバされたらメッセージを送る
されなかったら諦める
そうきめてフォロー申請した