brack of white
至上最悪な出会い
あなたと出会った8年前のその日は一日中、ずっと雨だった。


~ 8年前 ~

私は、二重人格だ。

裏表がある人間って嫌われるかもしれない。

でも、私は、この自分で生きていくと決めた日から、私は、二人の人間になった。



分かりやすくいえば、天使と悪魔だ


なぜ二重人格者になったかと言うと、私の親が自殺したからだ。


そのときから、私は声が出なくなった。



心を閉ざしていたからだ。

葬式のとき、一番親しくてやさしい人が人格が変わったように、冷めた目で、「かわいそうに。」と言われた、その目は、まるで、感情のない冷血鬼のようだった。

カワイソウ・・・。

私の、気持ちもわかんなくて、なんでそんなこと言えるの。





ほかにも、「惨め。」、「けがれている。」だとか、冷たい人がたくさんいて、私は、悔しくて、悲しくて、何日も泣いた。


その翌日、私は、親戚の人に、ひき取られた・・。

車で、迎えにきた、親戚のおじさんと、おばさんの顔は険悪だった。

そして、びっくりして、突っ立っていたら、「なに、くずくずしているの!早く乗りなさい!」と言われた。

幼いからに、自然と不安、恐怖感が込み上げられた。


そして、家につき、声が出ないのが、ばれないように、誰かからもらった、アメを、ふくみ、家の外でこっそりと食べ、家の中に入った。

そして、心の中で{おじゃまします}と言って、家の中に入った。

そしたら、おばさんが、「おじゃましますも、言えないなんて、しつけがなってないわね。あっ、あんたの部屋、ここだから、あと、もうすぐ、ご飯だから、それまでに、部屋自分で、片付けといて。ここに、ほうきとちりとりがあるから。」と言われた。



その部屋とは、物置部屋みたいなところで、埃や塵が落ちている、2畳の小さな部屋だった。




そして、片付けて、食卓にいくと、「あんたの、ご飯はこれだから。あと、部屋で、ご飯食べて。食べたら、自分で洗い物をして。風呂は、あっちだから。明日から学校なんだから、早く寝なさい。まったく、遅刻したら、私が、怒られるんだからね。」と言われた。







  









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