海へ...
嫉妬?
バイトを続けていくうちに、あたしはどんどんカオルのことが好きになっていった。
カオルは若いのに船長としても頼りになるし、知識もスゴかった。
何より、魚釣りの腕がバツグンだった。
カオルは、まさに海のモウシゴだった。
私は最初は稼いだお金を、大学生になったら東京に戻って、そこでディスコやスイーツで遊んで使うつもりだった。
でも、今はカオルのために使いたいと思っている。
新しい仕掛けだって買いたいし、違う撒き餌も試してみたい。
カオルの夢を、応援したい。
そんなことを話すと、カオルは、
「バカ。お前の稼いだカネだろ、お前の使いたいように使えよ」
って言うけど。
違うよ、カオル。あたしが、カオルのために使いたいの……。
カオルは若いのに船長としても頼りになるし、知識もスゴかった。
何より、魚釣りの腕がバツグンだった。
カオルは、まさに海のモウシゴだった。
私は最初は稼いだお金を、大学生になったら東京に戻って、そこでディスコやスイーツで遊んで使うつもりだった。
でも、今はカオルのために使いたいと思っている。
新しい仕掛けだって買いたいし、違う撒き餌も試してみたい。
カオルの夢を、応援したい。
そんなことを話すと、カオルは、
「バカ。お前の稼いだカネだろ、お前の使いたいように使えよ」
って言うけど。
違うよ、カオル。あたしが、カオルのために使いたいの……。