ずっとキミが好きでした。
来る2月14日。
2月だというのに、朝からバンバン日が当たり、平屋の日本家屋で、高断熱、高気密など何も施されていない我が家でも、コタツだけで十分あたたかかった。
「ばあちゃん、明日音んとこ、行ってくるね」
「分かった。それ、潰さんように注意して持って行くんじゃぞ」
私はばあちゃんに見送られ、橘家に向かった。
中身を気にしながら、私は箱を大事に抱えて雪がまだ残る田んぼ道を大股で歩いた。
果てしなく続く白銀の世界が私の目に映ってその美しさにちょっぴり魅了された。
2月だというのに、朝からバンバン日が当たり、平屋の日本家屋で、高断熱、高気密など何も施されていない我が家でも、コタツだけで十分あたたかかった。
「ばあちゃん、明日音んとこ、行ってくるね」
「分かった。それ、潰さんように注意して持って行くんじゃぞ」
私はばあちゃんに見送られ、橘家に向かった。
中身を気にしながら、私は箱を大事に抱えて雪がまだ残る田んぼ道を大股で歩いた。
果てしなく続く白銀の世界が私の目に映ってその美しさにちょっぴり魅了された。